
2035年の22のきざし
日立GLSの未来洞察
きざしは生活者の
価値観変化を捉えた未来洞察
昨今は予測困難な環境変化が起きやすいVUCA*1時代といわれて久しく、生活者をとりまく思いもよらない変化に対応するため、家族の在り方、家事のやり方、働き方など、価値観やライフスタイルも急速に変化しています。
そこで日立グローバルライフソリューションズは、「衣・食・住・活・働」を暮らしを支える5つの柱と定義し、それらを中心に生活者の価値観変化をきざし*2として捉え、「2035年の人々はこういう考え方や行動をとるようになるかもしれない」という観点でまとめました。
それに先立ち、まず、これらの5つの柱に関してPEST(P:政治/E:経済/S:社会/T:技術)の視点から、現在~2040年頃までの将来の文献やデータに基づく推計情報、Webを中心としたデスクトップリサーチを行いました。
社会情勢の中から今後予測される傾向を抽出し、PEST軸に沿って考察した結果、明らかになってきた未来洞察とはどのようなものなのか。
日々の暮らしにおける将来の生活者の価値観変化を可視化した「2035年の22のきざし」をご覧ください。
*1VUCA:先行きが不透明で、将来予測が困難な状態の総称。Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとったものです。
*2きざし:2010年に日立製作所社会イノベーション協創センタ(現デザインセンタ)が社会イノベーション事業に関わる未来洞察を行うためのリサーチ手法として考案し、現在、日立グループ内、およびパートナー企業との顧客協創による新事業開発で活用されているものです。
関連するリンク:きざしを捉える:研究開発:日立 (hitachi.co.jp)
2035年の22のきざし
- ESGから探す
- 生活シーンから探す
-
Sign 1
ソーシャルグッドの習慣化
- 環境
- 社会
- 住む
-
Sign 2
天候中心の再エネ生活
- 環境
- 住む
-
Sign 3
非人間中心の行動様式
- 環境
- 社会
- 住む
- 食べる
-
Sign 4
購入選択の情報過多
- ガバナンス
- 社会
- 環境
- 着る
- 食べる
-
Sign 5
拡張される服一着の価値
- 環境
- 社会
- 着る
-
Sign 6
シェアリングのためのコミュニティ
- 社会
- 環境
- 交流する
-
Sign 7
海外人財と実現する地域の持続性
- 社会
- ガバナンス
- 働く
- 交流する
-
Sign 8
AI時代の学びの意義
- 社会
- 学ぶ
- デジタル
-
Sign 9
多様な個性を持つ人々の労働参加
- ガバナンス
- 社会
- 働く
- デジタル
-
Sign 10
「遊ぶこと」の管理
- ガバナンス
- 社会
- 学ぶ
- 働く
-
Sign 11
学外で生み出す子どもの体験機会
- 社会
- 学ぶ
- デジタル
-
Sign 12
市民主体の街の機能の再定義
- ガバナンス
- 社会
- 交流する
-
Sign 13
暮らしに溶け込むレジリエンス
- ガバナンス
- 環境
- 交流する
- 食べる
-
Sign 14
デジタルコミュニティの社会制度化
- 社会
- 交流する
- デジタル
-
Sign 15
複雑化する食のパラメータ
- 環境
- 社会
- 食べる
-
Sign 16
気候変動のうねりに合わせて変える衣食生活
- 環境
- 着る
- 食べる
- デジタル
-
Sign 17
社会で守られる心身の健康
- ガバナンス
- 社会
- 交流する
- デジタル
-
Sign 18
コネクテッドがもたらすアイデンティティの外部化
- 社会
- 住む
- デジタル
-
Sign 19
循環重視の価値交換
- 社会
- 住む
- デジタル
-
Sign 20
世代観の消失
- 社会
- ガバナンス
- 働く
-
Sign 21
デジタル社会における死生観のアップデート
- 社会
- 住む
- 交流する
- デジタル
-
Sign 22
新しい家族の枠組み
- 社会
- 住む
- 交流する