マネジメント
サステナブル経営推進体制
当社は、2022年度よりサステナビリティ推進委員会を設置し、サステナブル経営方針の策定、重要施策の審議および目標に対する進捗のモニタリングなどを行っています。環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)それぞれのテーマについて各関連委員会・会議体で立案した活動計画を委員会で審議・決定し、PDCAサイクルを取り入れた活動を推進しています。
推進体制
サステナビリティ推進の歩み
当社では2020年度にパーパスを策定後、2021年度に推進検討WG(ワーキンググループ)を立上げ、サステナブル経営推進に向けた社内準備を開始しました。2022年度にはサステナビリティ推進委員会を立上げ、2023年にかけて、方針の策定、マテリアリティの特定を実施しました。
2023年度からは当グループ会社も委員会に参画し、日立グループおよび当グループの方針・活動状況を当グループ全体で共有し、グループワイドにサステナブル経営を推進しています。
また、2024年度からはサステナブル経営推進に向けた企画立案、および実行推進を担うサステナビリティ推進室を設置し、当グループ全体のサステナビリティ活動を加速しています。
経緯
社内への浸透
当社ではさまざまな機会を活用し、当グループのサステナブル経営についての考え方、方針や具体的取り組みを共有し、従業員のサステナビリティ意識の理解浸透と、行動変容を働きかけています。
2024年度の活動例
- タウンホールミーティング:毎期期初に実施する取締役社長・各部門リーダーによるタウンホールミーティングの中で、サステナビリティへの考え方、具体的な取り組み事例を紹介しています。
- 従業員向け研修:従業員を対象としたeラーニングを実施(1回/年)。事後アンケートで従業員のサステナビリティへの意識・行動を定点観測し、効果測定・次年度の施策検討に反映しています。
- 階層別研修:毎期実施する新任主任/課長/部長研修の中にサステナビリティの講義を組み込み、業務推進における意識づけの機会としています。
- イントラサイトでの啓発活動情報発信:社内イントラネット上に特設サイトを開設し、サステナビリティの基礎知識、当社のサステナブル経営の基本的な内容に加え、社内外のサステナビリティへの取り組みをわかりやすく発信しています。
社外からの評価
健康経営優良法人
健康経営優良法人認定制度とは、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
当社と当グループ会社は、これまでの「健康経営」の取り組みが優良であることが認められ、経済産業省および日本健康会議主催の「健康経営優良法人」に2022年~2025年の4年連続して認定されました。
EcoVadis
EcoVadis社は、世界185ヵ国で企業の社会的責任およびサステナビリティに関するパフォーマンスを評価する世界的な評価機関の一つで、「環境」、「労働と人権」、「倫理」、「持続可能な資材調達」の4分野の評価項目に基づき、企業のサステナビリティへの取り組みを評価しています。当社は2025年5月発行のスコアカードにおいて、対象企業の上位35%となる「ブロンズ」評価を獲得しました。