現在の仕事について教えてください。
治具(製品を安定して生産するために必要な専用工具)・金型の設計業務と、製造現場で発生する治具・金型に関するトラブル対応業務を担当しています。設計業務では、製品設計より出図された図面をもとに治具・金型を設計し、治具・金型の完成後には生産トライを行い、図面仕様を満たしているか確認し問題なければ生産現場に納め量産に適用します。また、現場でトラブルが発生した際には、原因調査から改善策の検討・実施まで一貫して行います。設計業務と緊急性の高いトラブル対応を並行して進めることも多く、優先順位を意識しながら業務に取り組んでいます。
製品開発における、自身のミッションとは?
現場が抱えている課題を把握し、それらを治具・金型の設計に反映することで生産性や品質の向上につなげることが私の役割です。いわば、設計と製造をつなぐ橋渡し役だと考えています。そのため、実際に何度も現場へ足を運び、作業者の方々と会話をしながら、「どのような治具が使いやすいか」といった生の声を収集しています。また、トラブルが発生した際には原因を分析し、再発防止まで見据えた対応を行います。
仕事のやりがいは何ですか?
一つひとつの案件を主体的に進められることにやりがいを感じています。製品設計部門や製造部門といった依頼元とのミーティングを率先して行い、関係者と連携しながら治具・金型の製作・納品まで取り組みます。そして、自身が設計した治具・金型が実際に形となり、現場で活用されている様子を目にした時には大きな達成感を感じます。また、トラブル対応では現象を観察し、過去事例や物理的な根拠をもとに原因を推定しながら解決策を導きます。自ら立てた仮説や対策が的確に機能し、問題を解決できた瞬間には大きな喜びを感じます。
