現在の仕事について教えてください。
日立の業務用空調機器を導入していただいたお客様を対象に、技術営業として遠隔監視などによる保守サービスの提案に取り組んでいます。工場、病院、冷凍・冷蔵倉庫、オフィスビルなど、対象となる施設も業種も多種多様。お客様を訪問して困りごとをヒアリングして現場の施設を調査し、それぞれにカスタマイズした保守ソリューションを提案しています。
どのようなソリューションを提案しているのですか?
日立の空調IoTソリューション「exiida(エクシーダ)」を主に担当しています。インターネットを介して、現場の空調機器に装備したセンサーからの情報を収集・蓄積し、遠隔監視など行うサービスです。空調機器の状況を、お客様や特約店様のPCからリアルタイムに監視できることに加え、データを分析することで故障をあらかじめ検知する予兆診断ができることも特長です。
なぜIoTソリューションが求められているとお考えですか?
背景には、少子高齢化の進展によるサービスエンジニアの不足や、コロナ禍の影響を受け訪問して行うメンテナンス作業が難しいなどの社会的な課題があります。そんな中、IoTを駆使した遠隔監視はそうした課題を解決できるだけでなく、メンテナンスコストの削減や工場の安定稼働など、お客様にとってのメリットも大きいことからニーズが高まっています。