日立の家電におけるデザインは、毎日の暮らしを彩る製品として、「用と美のバランス」を大切にしています。つまり「実用品としての使い勝手」と「生活の邪魔にならない美しさ」の両立を、提供すべきデザイン価値の核とし、サービスやプロダクトを通じて、社会の中に自然なつながりを生み出すデザインをめざしています。
この理念をもとに、日立は国内外のデザイン賞で高く評価される家電を生み出してきました。ここからは、生活に溶け込む、こだわりのデザインの製品をご紹介します。
大容量✕奥行スリム 冷蔵庫 「GXCCタイプ」R-GXCC67X

冷蔵庫「GXCCタイプ」R-GXCC67X
Designer comment

大石紘一郎
株式会社日立製作所 研究開発グループ Digital Innovation R&D デザインセンタ
UXデザイン部 デザイナー
電気機器メーカーを経て、2019年(株)日立製作所に入社。家電製品のデザインを担当。
「GXCCタイプ」は、日本の住環境やライフスタイルの変化を考慮してデザインした冷蔵庫です。
大容量でありながら奥行を浅く設計しており、一般的なシステムキッチンや家具と横並びに設置しても飛び出すことが少なく、キッチン空間に調和します。
本体奥行は65.4cmで、庫内の奥まで見やすい構造になっているため、食材の管理がしやすい点も特長です。
また、外観では左右対称のドア分割や上部ヒンジを隠す工夫を施し、インテリアに馴染むすっきりとしたデザインを実現しています。
さらに、冷蔵庫カメラやスマートフォン連携機能を搭載し、庫内の確認が可能になり、買い物中にチェックすれば、買い忘れやすでに買ってある食材の二重購入を減らせます。
カラーはグレイッシュな新色や木目調ハンドルを採用し、日本の住空間に映える質感を提供しています。
こうした細かな配慮が評価され、2023年度「グッドデザイン賞」を受賞。
Movie
冷蔵庫GXCCのデザイン - 日立
youtu.be
