上:株式会社新潟日立の本社新社屋
  左下:事務所内に設置された室内ユニット(てんかせ4方向)、右下:屋外に設置された室外ユニット(ビル用マルチエアコン)

日立グローバルライフソリューションズ株式会社(以下、日立GLS)は、GX(Green Transformation)の推進に向け、グループ会社である株式会社新潟日立の本社新社屋(新潟県新潟市)に、Lumada 3.0を体現する「HMAX for Building」の空調向けソリューションのひとつである「exiida遠隔監視・予兆診断」を2025年11月から導入します。また、「exiida遠隔監視・デマンド制御ソリューション」についても導入準備を進めており、年内に利用を開始する予定です。

今回導入する両ソリューションは、AIやIoT技術を活用して空調機器を制御することで、エネルギーの効率的な使用と設備の安定稼働を支援するデジタルサービスです。これらは、環境負荷の低減と持続可能な設備運用の両立をめざすGX実現に向けた重要な技術基盤となります。また、同社屋では高効率な空調機器の導入や断熱性能の向上などを通じて、ZEB Ready認証(※)の取得をめざしています。

これらの取り組みにより、同社屋はGXの価値を実際に体感できるショールーム機能も担い、自社施設におけるユースケースとしてノウハウを蓄積しながら、今後のビジネスの水平展開につなげていきます。

日立GLSは、空調事業で培ってきたドメインナレッジを生かし、空調機器のインストールベース(デジタライズドアセット)にAIやデジタル技術を掛け合わせたLumada 3.0のグリーンクーリングソリューションをOne Hitachiとして創出します。これにより、グリーンビルディングやデータセンターなどの成長市場への展開を加速していきます。

※ ZEBとはネット・ゼロ・エネルギー・ビルの略称であり、快適な室内環境を保ちながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることをめざした建物。ZEBはエネルギー消費の削減量に応じて4つに分類されており、ZEB Readyは再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー年間消費量を50%以上削減したもの

日立のコネクティブインダストリーズセクターにおける取り組み

日立GLSが所属する日立のコネクティブインダストリーズ(CI)セクターでは、プロダクトの豊富なインストールベース(デジタライズドアセット)のデータにドメインナレッジと先進AIを組み合わせたデジタルサービス「産業分野向けHMAX」を、成長産業へ水平展開する「Integrated Industry Automation」に注力しています。日立GLSはCIセクターの一員として、Lumada 3.0を体現するソリューション群である「HMAX」の提供を通じて、フロントラインワーカーの現場を革新するとともに、人々のウェルビーイングの向上に貢献します。

日立の空調IoTソリューション「exiida」について

https://www.hitachi-gls.co.jp/products/exiida/

日立GLSのサステナビリティサイトはこちら

https://corp.hitachi-gls.co.jp/sustainability

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