画像: 関東エコリサイクルの建屋屋上に設置した太陽光パネル(赤枠が新規に拡充した部分)

関東エコリサイクルの建屋屋上に設置した太陽光パネル(赤枠が新規に拡充した部分)

日立グローバルライフソリューションズはグループ会社全体でのカーボンニュートラルの取り組みをさらに推進していくため、関東エコリサイクルでPPA(*1)モデルによる太陽光発電設備を拡充し、5月上旬から稼働を開始する。

(*1) PPA:「Power Purchase Agreement (電力販売契約)モデル」のことで、PPA事業者が企業の敷地内に太陽光発電設備を設置し、発電された電力をその企業が購入するビジネスモデル。

カーボンニュートラル達成に向けた取り組み

日立グローバルライフソリューションズは、日立グループの一員として脱炭素社会をめざした日立の環境長期目標「日立環境イノベーション2050」に沿い、自社の事業所(ファクトリー・オフィス)での2030年度カーボンニュートラル達成に向けて、ファクトリー・オフィスでのCO2排出量を2024年度には約83%削減(2010年度比)をロードマップとして、取り組みを推進している。これまで日立グローバルライフソリューションズでは、栃木事業所(栃木県栃木市)における太陽光発電設備の導入や、本社(東京都港区西新橋)における再生可能エネルギー由来の電力の導入、多賀事業所(茨城県日立市)におけるEVフォークリフトの導入などを実施してきた。

関東エコリサイクルで太陽光発電設備を拡充

使用済み家電品のリサイクルを手がける関東エコリサイクルでは、2019年に太陽光発電設備を導入しており、今回の設備拡充により、発電設備能力は579kW(*2)、年間発電量は約773MWh(*3)となり、これによる年間のCO2排出量は約300t(*4)の削減となる見込みである。また関東エコリサイクルでは、省エネルギー設備の導入など、2024年度以降も脱炭素に向けた取り組みを積極的に進めていく予定としている。

(*2) PCS(Power Conditioning System)出力による。
(*3) 導入時のシミュレーション結果に基づく自社推計値。
(*4) 環境省が公表している排出係数を元に算出。

パーパス経営で、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを加速

日立グローバルライフソリューションズグループは、パーパスとして「ひとりひとりに笑顔を、人と社会に優しい明日を。私たちは、未来をひらくイノベーションで世界中にハピネスをお届けします。」を掲げ、環境負荷の低減など社会的課題の解決に寄与する製品・ソリューションの提供に取り組んでいる。今後も、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを加速していく。

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