日立グローバルライフソリューションズ株式会社は、きれいな仕上がりはそのままに、ヒートポンプ新搭載で洗濯~乾燥運転の時間を短縮(*1)し、電気代・水道代を節約(*2)できるドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」BD-STX130J、BD-SX120Jを11月中旬から発売する。また、従来より好評いただいているお手入れの手間を軽減する「らくメンテ」においては、除湿し温風をつくる熱交換器の自動洗浄機能を新たに追加した。本製品は「らく はや きれい」しかも省エネで、省手間、時短、仕上がり、省エネといったお客さまの生活課題の解決に貢献する。
なおBD-STX130Jにおいては、国内向けドラム式洗濯乾燥機で日立初となる洗濯容量13kgを実現した。従来機種とほぼ同等の設置性のまま、大容量でもすっきり置くことができ、洗濯物の取り出しやすさなど、使いやすさが向上した。
(*1) 衣類の量や種類、使用環境により、運転時間が異なる。詳細はP5の図3を参照。
(*2) 衣類の量や種類、使用環境、お客さまの契約内容により、電気代・水道代が異なる。詳細はP5の図3を参照。
仕上がりの良さはそのままに、ヒートポンプ新搭載で時短・省エネとなる「らくはや 風アイロン」
これまでの「風アイロン」は小型で大風量のファンモーターによる高速風と、手前から風を直接あてる構造により、衣類を大きく広げることで、「仕上がりの良さ」を提供してきた。本製品では、冷蔵庫やエコキュートなどで培ったヒートポンプ技術を新たに採用して、高速風と大風量を組み合わせた「らくはや 風アイロン」を開発し、「仕上がりの良さ」はそのままに、「時短・省エネ」になった。さらに、ヒートポンプ搭載で乾燥時に冷却除湿による水を使用しないため、節水にも繋がっている。忙しい毎日における家事時間の短縮に加え、昨今のエネルギー価格高騰の影響などによる省エネ・節水ニーズにもお応えし、電気代・水道代を節約できる。
乾燥フィルターレスでお手入れの手間を軽減する「らくメンテ」に熱交換器の自動洗浄機能を追加
乾燥フィルターをなくし、「洗濯槽自動おそうじ」「乾燥経路自動おそうじ」「ドアパッキン自動おそうじ」の3つの自動おそうじと「大容量糸くずフィルター」でお手入れの手間を軽減する「らくメンテ」を昨年開発し、大変好評いただいている。今回ヒートポンプの搭載にともない、除湿し温風をつくる熱交換器を乾燥経路に追加した。ホコリの付着による乾燥効率の低下を抑えるため、「乾燥経路自動おそうじ」で熱交換器を自動洗浄する。自動で見えないところまで洗浄し、「大容量糸くずフィルター」で約1か月に1回(*3)のごみ捨ての頻度になるため、お手入れの手間を減らすことができる。
(*3) 当社調べ。洗濯~乾燥7kg、1日1回運転時。衣類の量・種類により効果は異なる。
少ない水量で高濃度洗剤液の浸透を促進し、高い洗浄力のままスピーディーに洗い上げる「ナイアガラ循環2段シャワー」を搭載
高濃度洗剤液を衣類の奥まですばやく浸透させ、大流量で洗い流して汚れをすっきり落とす「ナイアガラ洗浄」に、下段シャワーを追加した。低い位置にシャワーがあるため、少ない水で、より高濃度になった洗剤液をしっかりと衣類にかけることができ、衣類全体への浸透を促進することができる。これにより高い洗浄力はそのままに、スピーディーに洗い上げる。大流量の「ナイアガラ循環2段シャワー」と、「押し洗い」「たたき洗い」「もみ洗い」で、節水しながら隠れ汚れまですっきり洗い上げる。
国内向けドラム式洗濯乾燥機で日立初となる洗濯容量13kgを実現(BD-STX130J)
BD-STX130Jは、洗濯槽の回転振動を抑えるダンパーの本数を3本から4本へ増やすことなどで、洗濯槽の大型化が可能となり、国内向けドラム式洗濯乾燥機で日立初となる13kgの洗濯容量を実現した。さらに乾燥容量も7kgに大容量化し、まとめ洗いや大物洗いのニーズに応える。また、投入口や洗濯槽奥側の高さを上げることで、衣類の取り出しやすさにも配慮した。なお本体サイズは従来機種とほぼ同等(*4)のままで洗濯槽を大型化しており、設置性も考慮した設計にしている。
(*4) 2022年モデル BD-STX120H:630×716×1,065 mm(幅×奥行×高さ)、BD-STX130J/SX120J:630×720×1,065mm(幅×奥行×高さ)。
型式および発売日
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