日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社は、空気中のニオイ、花粉などの有害物質を捕まえ、洗い流して自動排出する機能を搭載した日立ルームエアコン「白くまくん」プレミアムXシリーズ全10機種を、10月末から販売開始すると発表した。

画像: 日立ルームエアコン「白くまくん」プレミアムXシリーズを発売

RAS-X40R2 スターホワイト(W) 

新製品の概要

昨今の社会情勢の影響により、空気や部屋の清潔に対する関心は高まり続けている。本製品は、集塵スピードをパワーアップし浮遊カビや菌、ウイルス、花粉などを抑制(*1)(*2)する「パワフルPremiumプラズマ空清」を搭載。また、部屋の気になるニオイを大量の霜で捕まえ霜を溶かして排出する、国内唯一(*3)の「凍結脱臭クリーナー」を搭載した。この2つの新技術で部屋の空気のキレイにこだわった。
さらに、エアコン内部のキレイにもこだわり、お手入れしにくい内部の熱交換器を自動お掃除する「凍結洗浄」などで内部を清潔にする。
部屋の空気とエアコン内部の両方の清潔を提供し、快適な空気環境を実現していく。

また、電気料金の上昇を受けて省エネの関心も高まっている。本製品は、高い省エネ性能で新しい省エネ基準(*4)を10機種中9機種達成している。

(*1)実使用空間での実証結果ではありません。 ※試験依頼先:(一財)北里環境科学センター。RAS-X40R2。〔25㎥の密閉試験室内での試験。浮遊カビ菌は36分後、浮遊菌は67分後、浮遊ウイルスは64分後の試験結果。〕浮遊カビ:試験番号:北生発2023_0168号。試験方法:25㎥の密閉試験室内に浮遊カビを噴霧し、空気を循環させた後、エアコンを稼動させながらパワフルPremiumプラズマ空清を運転させ、浮遊カビの数を経時的に測定。浮遊カビの除去効果(60分後の減少率99%以上)。浮遊菌:試験番号:北生発2023_0167号。試験方法:25㎥の密閉試験室内に浮遊菌を噴霧し、空気を循環させた後、エアコンを稼働させながらパワフルPremiumプラズマ空清を運転させ、浮遊菌の数を経時的に測定。浮遊菌の除去効果(90分後の減少率99%以上)。浮遊ウイルス:試験番号:北生発2023_0169号。試験方法:25㎥の密閉試験室内に浮遊ウイルスを噴霧し、空気を循環させた後、エアコンを稼働させながらパワフルPremiumプラズマ空清を運転させ、浮遊ウイルスの数を経時的に測定。浮遊ウイルスの除去効果(90分後の減少率99%以上)
(*2) 試験依頼先:暮らしの科学研究所。試験番号:LSRL_21010-G147。試験方法:スギ花粉抽出物を25㎥試験チャンバー内に散布し、時間経過毎に、チャンバー内空気を捕集し、ELISA法により捕集試料中のスギ花粉Cryj1量を分析、定量。試験結果:46分後99%抑制。
(*3)2023年9月14日発表時点で販売されている国内家庭用エアコンにおいて。送風しながら熱交換器を凍らせてニオイ・有害物質を吸着する技術。
(*4)2027年度を達成目標年度として策定された省エネ基準。省エネ基準の達成は9.0kWクラスを除く。

特長1:パワーアップした空気清浄機能 「パワフルPremiumプラズマ空清」

「パワフルPremiumプラズマ空清」は、吸い込み口と吹き出し口に設けたプラズマイオン発生器の進化により集塵スピードが約2倍(*5)にパワーアップした。プラズマイオン発生器から放出されたイオンで空気中の汚れを捕まえ、集塵フィルターの役割を果たす熱交換器全面を使って汚れをワイドに捕集することで、空気中の浮遊カビ、菌、ウイルス、花粉をスピード抑制(*1)(*2)する。また、捕集した汚れは「凍結洗浄」で洗い流して、一年中屋外へ排出する。
さらに、部屋の隠れた「付着カビ」は「再熱方式」の除湿により、お部屋の湿度をしっかり下げることで、風が届きにくい場所の湿度も下げ、一年中対策する。

画像: 図1:大量のプラズマイオンと熱交換器で汚れを捕まえる空気清浄(イメージ図)

図1:大量のプラズマイオンと熱交換器で汚れを捕まえる空気清浄(イメージ図)

画像: 図2:風が届きにくい場所まで除湿、隠れたカビも一年中対策(イメージ図)

図2:風が届きにくい場所まで除湿、隠れたカビも一年中対策(イメージ図)

(*5) 2023年度RAS-X40N2と2024年度RAS-X40R2との比較。空気清浄機能の能力を示すJEM規格に基づくたばこを集塵に使用した測定方法による。カビ・菌・ウイルスの抑制効果ではありません。

特長2:部屋の気になるニオイを、大量の霜で捕まえ霜を溶かして排出 「凍結脱臭クリーナー」

室内機の熱交換器の一部を冷やしてつくる大量の霜が脱臭フィルターの役目を果たし、ニオイや有害物質を捕まえ、霜を溶かして自動で排出する。さらに循環させる部屋の空気に、室内機の吸い込み口と吹き出し口からプラズマイオンを放出。ニオイ成分が霜へ吸着する効果を高める。

画像: 図3:凍結脱臭クリーナー(イメージ図)

図3:凍結脱臭クリーナー(イメージ図)

画像: 図4:ニオイのキャッチと排出の仕組み(イメージ図)

図4:ニオイのキャッチと排出の仕組み(イメージ図)

型式および発売日

画像: 型式および発売日

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