現在の仕事について教えてください。
空調機の開発プロジェクトにおいて、その製品を製造・出荷しても問題が起きないか、また法律や社内基準を満たした製品かを確認するため、試験を実施し、評価する「品質保証」の仕事を担っています。そのスタートは、製品の図面と試験機に基づいて、「どのような試験をどのような条件で行うか」、設計部門と話し合い、合意を得ることから始まります。試験の過程で不合格が出た場合は、設計部門にフィードバックし、対策後、再度試験を実施し、お客様に提供できる品質に仕上げるまでブラッシュアップしていきます。その中で大切にしているのは、S>>Q>D>C(Safety:安全・Quality:品質・Delivery:納期・Cost:コストの頭文字、安全が全てに優先するという日立グループのモノづくりの考え方)製品としての安全性・品質を担保できないのであれば、発売時期を遅らせていただくこともあります。
難しさ・やりがいを感じるのはどんな点ですか?
空調機は、電気、機械、化学、流体など、複数の工学分野が融合した複雑なシステムです。そのため、外観から目に見えない現象まで、多様な方向から製品が問題ないかを見る必要があり、幅広い技術知識が求められます。しかし、私自身はまだまだ知識不足です。今は試験計画立案から試験実施まで難しさを感じることばかりですが、上司や先輩にも相談に乗ってもらい、知識を学びながら仕事に取り組んでいます。その中で「この試験についてはわかってきたな」と、自身の成長を実感できた時にやりがいを感じます。
品質保証の仕事の魅力は?
空調機のさまざまな製品に触ることができ、また、空調機を部分的にではなく、「1つのシステム」として俯瞰してみることができる点です。そんな中、設計部門や、同じ品質保証の先輩や上司と意見を交わす過程で、「自分の考えは、ここが間違っていた」「そんな考えがあるんだ」という気づきが得られ、学びが多い点にも魅力を感じています。
