日立グローバルライフソリューションズ株式会社(以下、日立GLS)は、空調IoTソリューション「exiida(エクシーダ)空気質管理サポート」の機能をアップデートし、2024年7月17日より提供を開始する。今回のアップデートでは、従来の「exiida空気質管理サポート」の特長の一つである空気質の「見える化」の機能に、「グラフ表示」、「メール通知」、「データ出力」の3つの機能を新たに実装した。
「exiida空気質管理サポート」について
「exiida」は日立の空調IoTソリューションの総称。「exiida空気質管理サポート」は、室内の空気質を「見える化」し、CO2濃度に応じて換気・空調設備を自動制御するサービスである。
主な特長
1.空気質の「見える化」
各室内エリア(以下、区画)に設置する「環境センサー」により、4つの空気質(温度・湿度・CO2濃度・PM2.5)の状態を計測し、データ化する。計測されたデータは、タブレットやスマートフォンなどで専用のWebサイトから閲覧可能となり、いつでも空気質の状態を「見える化」できる。また今回のアップデートにより、「グラフ表示」、「メール通知」、「データ出力」の機能を新たに利用することが可能となる。
2.換気設備の自動制御
「環境センサー」により計測される区画内のCO2濃度があらかじめ設定した閾値を超えると、システムの接続対象となる換気設備(*1)との自動制御によって、風量を強設定に切り換えたり、設備を運転させたりする。一方、CO2濃度が一定値を下回った際には、風量を元の設定に切り替えたり、設備の運転を停止させたりする。
(*1) 接続する機器の電源等仕様により、スマートプラグもしくはリレーBOXを使用する。(詳しくは事前調査の際に確認と打合せが必要)
3.オゾン消臭器(*2)の接続が可能(オプションメニュー)
あらかじめスケジュール設定された時間帯にオゾン消臭器を運転させることで、ニオイの低減を図ることができる。また、専用のWebサイトの管理画面から、オゾン消臭器の遠隔操作も可能となる。
(*2) 当社指定品のオゾン消臭器を設置。
システム構成
管理画面サンプル
前日と当日(48時間)の値をグラフ形式で表示する。各データ項目のタブを切り替えることで、温度・湿度・PM2.5・CO2濃度のグラフを表示させることができる。また、グラフ表示と数値表示は画面上で切り替えることができ、お客さまの使い方に合わせた表示方法が選択できる。
その他参考サイトはこちら
体験サイト
リーフレット
導入事例
サービス紹介動画