画像: 調印式の様子

調印式の様子

日立グローバルライフソリューションズ株式会社(以下、日立GLS)と株式会社サイフューズ(以下、サイフューズ)は、MetaTech (AP) Inc.(以下、メタテックAP社)および台湾日立アジアパシフィック社(以下、THAP)とともに、再生医療分野の発展に貢献するため、台湾地域での協業を行う検討を進めることについて合意し、3月7日に基本合意書を締結したと発表した。

台湾地域の住民の皆さまに向けた再生医療への貢献をめざす

日立GLSとサイフューズは、2020年から、再生・細胞医療分野における再生医療等製品の新たな製造設備モデルの構築・運営の共同開発を進めていた。また、メタテックAP社とTHAPは、複数のファンドや有力企業とともに、再生医療用細胞の製造・販売を行う合弁会社を2020年に設立し、再生医療事業で連携していた。

今回の基本合意は、再生医療の発展に貢献するための取り組みを台湾地域においても行うことを目的に、日立GLSとサイフューズ、メタテックAP社、THAPのパートナーシップを拡大させる戦略により実現したもの。今後、日立グループの持つ技術・ソリューション、サイフューズの持つサイフューズ独自のバイオ3Dプリンティング技術を用いた再生医療、そしてメタテックAP社の持つ技術および台湾地域の医療関連企業との強固なネットワークなどによる相乗効果を生み出し、台湾地域における再生医療分野のニーズに対応し、台湾地域の住民の皆さまに向けた再生医療への貢献をめざし、具体的な協業内容の検討を進めていく。

サイフューズについて

2010年に設立され、細胞のみで立体的な組織を作製する独自のバイオ3Dプリンティング技術を搭載したバイオ3Dプリンタを開発・販売するとともに、この基盤技術を活用した再生医療等製品の開発、3D細胞製品の各種受託などを行っている。また、2020年に日立GLSと再生・細胞医療分野における業務提携契約を締結している。

メタテックAP社について

1998年に電子部品の代理店として設立。その後、再生医療を中心とする医療分野事業にも参入し、2017年には食道及び膝関節軟骨細胞シートなどの修復技術を活用した事業を開始した。また、2020年にはTHAPおよびそのほか複数のファンド、有力企業とともに再生医療用細胞の製造・販売を行う合弁会社を設立している。

THAPについて

日立グループは1950年代から台湾地域で事業を開始しており、2003年5月に日立グループの台湾地域における総括会社としてTHAPを設立。台湾地域における事業の強化に向けて取り組んでいる。

日立GLSの再生医療分野での取り組み

日立GLSでは、再生医療分野で求められる「無菌性の確保」「量産化の技術」による「品質安定化」を見据え、CPC(細胞培養加工施設)用の設計施工、細胞培養加工機器の連携、保守点検、バリデーションまでトータルエンジニアリングでサポート。CPC(細胞培養加工施設)用クリーンルーム総合ソリューションを提供している。

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