SDGsや「日立環境イノベーション2050」の目標達成に貢献するためには、バリューチェーン全体の環境負荷の低減が重要です。「脱炭素社会」「高度循環社会」「自然共生社会」に向けた当グループの取り組みについて報告します。

パーパスに基づいた環境経営の推進による「環境ビジョン」の実現に向け、事業活動による環境負荷を把握し、その低減に向けたPDCAサイクルを着実に実践していきます。
個々の製造拠点においては、ISO14001の認証を継続して受けています。さらに、新たな環境管理体制を構築し、さまざまな環境施策を推進するとともに活動の評価をきめ細かく実施していきます。

「環境保全行動指針」

当グループは、事業活動に関わる環境保全の取り組み方針を示した「環境保全行動指針」を定めています。「環境保全行動指針」は、「日立グループ行動規範」を基本理念として、全10項目で構成されています。当グループは、本指針のもと環境と調和した持続可能な社会の実現を経営の最優先課題の一つとして捉え、さまざまな環境施策に取り組んでいます。

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環境マネジメントの推進体制

環境価値向上を推進する活動の強化を図るため、2022年4月に、環境委員会を設置しました。本委員会は、取締役社長を委員長に、各事業の管掌役員を副委員長とする責任体制を敷いています。
全社環境活動の推進による環境戦略の着実な刈り取りと環境経営の定着化を活動目標とし、環境戦略や方針、環境行動計画を審議・決定しています。また、業務の改善および環境活動の向上を図るとともに、環境に関連した問題発生の未然防止施策も検討しています。本会議での決定事項をもとに、環境推進部と製造拠点および本社、支社・支店、サービス拠点、グループ会社が一体となって、各施策を推進しています。

2021環境行動計画の実績

当グループでは、「環境ビジョン」の実現に向け、具体的な行動計画を3年ごとに定めています。
2018年度に策定した「日立グローバルライフソリューションズグループ2021環境行動計画」(以下、2021環境行動計画)では、環境長期目標「環境イノベーション2050」を達成するため、2019年度から、2021年度までに取り組む3か年計画を策定しました。2021年度までの3年間、この計画のもと環境活動を推進し、全ての目標を達成することができました。

画像: 2021環境行動計画の実績

2024環境行動計画

日立グローバルライフソリューションズでは、今後3年間で取り組む「2024環境行動計画」の目標を定めました。主な取り組み事項は下表のとおりです。

画像: 2024環境行動計画

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