わたしたちのめざすもの

デジタルとグリーンのイノベーションで、サステナブルな社会を創造

日立グループの環境ビジョンと環境長期目標「日立環境イノベーション2050」日立グループの環境ビジョンと環境長期目標「日立環境イノベーション2050」

Lumadaソリューションである 空調IoTソリューション「exiida」の概要・めざす姿Lumadaソリューションである 空調IoTソリューション「exiida」の概要・めざす姿

「exiida(エクシーダ)」はex(拡張)接続語+internet(インターネット)+individuality(個性)+data(データ)を組み合わせた造語で、日立の空調・冷熱システムをインターネットにつなぎ、新しい価値の創造にチャレンジするコンセプトを表しています。

日立グループでは、サステナビリティ経営における6つの重要課題(マテリアリティ)を明確化しました。そのうちのひとつ「環境」においては、気候変動イノベーターとして、優れたグリーンテクノロジーで、すべての事業セグメントのお客さまへ価値を提供し、カーボンニュートラルな社会の実現に貢献するとともに、サーキュラーエコノミーへの移行に向けて資源循環を推進していきます。
「環境ビジョン」では、気候変動危機をはじめとする世界の環境課題を踏まえ、長期視点から日立がめざす社会の姿を明確にしています。この実現に向け、「脱炭素社会」「高度循環社会」「自然共生社会」の構築を掲げた環境長期目標「日立環境イノベーション2050」を策定しています。

私たち日立グローバルライフソリューションズは、パーパスを基軸とした環境経営を推進しています。「日立環境イノベーション2050」にもとづき、3年ごとに「環境行動計画」を策定するとともに、プロダクトやデジタル技術を融合した活動を推進しています。この取り組みを強化するため、2022年に取締役社長を委員長とする環境委員会を設立し、2030年、2050年を見据えたさまざまな施策を検討しています。
脱炭素社会の実現に対しては、省エネ性能が高く機能性に優れた製品や、環境保全に配慮した製品・サービス・ソリューションを提供していきます。太陽光発電システムの導入による自家発電量の増強や、再生可能エネルギーの購入については本社から開始して、今後多拠点への展開を検討していくなど、積極的に取り組んでいきます。また、日立インターナルカーボンプライシング制度を活用した高効率機器の導入を促進することにより、生産プロセスにおけるCO2排出量の削減を加速化していきます。
さらに、今年8月に施行されたフロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(略称:フロン排出抑制法)の改正にあたっては、 Lumadaソリューションである空調IoTソリューション「exiida遠隔監視・予兆診断」のオプションメニューとして、「フロン排出抑制法定期点検サービス」を迅速に提供するなど、社会のさまざまな環境課題の解決にスピーディーに取り組んでいきます。
高度循環社会の実現に向けた取り組みとしては、生産プロセスにおける水使用量や廃棄物の削減、リサイクルや製品ライフサイクルの長寿命化、食品ロス削減への対応などを推進しています。
なかでも、モノが資源として循環する暮らしの基盤構築の強化を図っています。資源の有効利用を促進するため、家電事業においてリファービッシュ販売を自社のEC(エレクトロニック・コマース)サイトで開始しました。家電リサイクルにおいては、生産拠点である栃木事業所の敷地内に家電リサイクル工場((株)関東エコリサイクル)を有し、製造からリサイクルまで一貫して取り組める体制を敷いています。また、家電製品の自己循環型プラスチックリサイクルシステムの構築に向けて、日立グローバルライフソリューションズグループ全体で取り組んでいます。再生プラスチックの製品への使用率向上の一例としては、再生プラスチックを40%以上使用したスティッククリーナーを今夏製品化しました。加えて、スマートフォンとつながり、食品のストック管理をサポートするスマートストッカーやカメラ付き冷蔵庫など、食品ロスの削減に貢献する製品を発売しています。
私たちは、環境に配慮したモノづくりにより自然との共生をめざすとともに、今後も、デジタルとグリーンのイノベーションで、生活者のQuality of Life向上に貢献するライフソリューションを創出し、笑顔のあるサステナブルな社会の創造に取り組んでいきます。

Lumada活用による家電ビジネスの資源循環型基盤構築Lumada活用による家電ビジネスの資源循環型基盤構築

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